よくある質問

Q

成年後見の申立ては、どのような方がするのですか?

A

成年後見の申立ては、誰でもできるという訳ではありません。
本人、配偶者、四親等内の親族、市町村長などに限られています。

Q

浪費者や身体障がい者も成年後見制度を利用できますか?

A

成年後見制度では、浪費者と身体障がい者は対象外となります。
浪費者の場合、以前の「準禁治産制度」では、浪費者本人の保護よりも、家族の財産保護のために利用されることが多くありました。さらに、浪費者は、性格に偏りがあったとしても十分な判断力があり、個人のお金の使い方に裁判所が介入することは、「個人の意思を尊重する」という成年後見制度の理念から外れるため、対象者から外されました。
準禁治産制度では、当初、身体障がい者も対象者として規定されていましたが、差別や取引上の不利益になるとして削除されました。成年後見制度でも、同様の理由で対象とはなりません。

Q

申立ての手続きにかかる期間や費用はどのくらいですか?

A

申立てに関する事情によって期間、費用など事案ごとに多少異なりますが、約2か月程度が目安となります。
費用は、切手や印紙代、診断書や謄本発行にかかる手数料などの実費として5,000円~1万円程度です。
鑑定が必要となった場合は、5万円程度の鑑定費用がかかります。
弁護士費用については、相談時にご依頼の内容に応じて提示させていただきます。

Q

精神疾患を持つ本人が申立てを行うことはできますか?

A

できないことはありませんが、準備する書類が多く、ご本人にはかなりの負担になるかと思われます。

Q

知的障害の息子(※成人)を持つ親です。これまでは母である私が面倒を見てきましたが、高齢になり自分が亡くなった後が不安です。

A

将来的に心配しなければいけないのは、この息子さんの財産などの管理・保護です。
もしも、息子さんに兄弟がいらっしゃったとしたら、この兄弟には財産の管理権がないので、早いうちに後見人になっておくという方法があります。また、お子様が息子さんお一人の場合は、弁護士などの専門家を後見人に立てることもできます。

Q

ご近所に認知症と思われる一人暮らしの高齢者がいます。毎日のように業者が訪ねてきて、どう考えても不要な商品や改築工事を売り付けられているようです。

A

後見の申立ては、配偶者と4親等内の親族までと定められています。身寄りがなく申立てができる人が存在しない場合は、市町や町長など自治体の長が申立てを行う方法があります。